菩薩達が言う
「私の為すところでは無く、ただただ御仏の為せる技です・・・」
っという、「他力か?自力か?」ところが今回のテーマ。

タロット・リーディングの醍醐味・・・、
はじめ、出てきたカードをリーダーは「読み取ろう」と努力する。
ところが、実際に起きることは出てきたカードが
私たちを「解き明かす」「語り出す」のだ・・・。

では
この私たちを「解き明かしている」のは、一体誰だ?
っとなると、カード?、私たちの潜在意識?・・・
いや、
「誰でもない『無(ム)』の人・・・」
つまり、「仏です」ということになる。

わたしもまた、妙敬さんが選択したカードを解説してきたが
何故こんな作業をしているのかと言えば、
「わたしがカードを語ろうとする」努力が、
あるところから
「カードが私を語ってくれる」へと転換する醍醐味を味わいたいからだ。

物事の根本原因を探る時、
「バタフライ・エフェクト・セオリー」が無視できない。

アマゾンでの蝶々の羽ばたきが
北米でハリケーンを起こす原因になる・・・。

・・・つまり、この「蝶々の羽ばたき」こそが
         「御仏の心」だというわけだ。

「叡智」は、
「無垢」のゼロ次元(定義の無い『The fool』の世界)からやってくる。
それをキャッチし得るのが、「無知の知」というわけだ。

22.Innocence   イノセンス(無垢)




8.Disciplehood  弟子であること