ふと、ビル・エヴァンスの友人が
「彼の人生は緩慢な自殺の様だった」と回顧していた
言葉を思い出した。

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私は彼のピアノの一音一音に、(こんな明るい曲にすら・・・・)
「冷たい雨の降りしきる街頭をひたひたと歩いて行く」様な孤独を感じる



ある意味では、この曲もそうだ



このブログでは、何度も「孤独」について触れてきた・・・
そこには「単なる甘えの感情だよ」というだけでは片付けられない悲しみがある

〝覚醒〟とは何か?
〝覚醒〟すれば、人生の孤独は払拭できるというのか??・・・・

わたしはビル・エヴァンスの雨音の様なピアノの背後に、
ある種の「温もり」を・・・いや、「温もりを渇望する気持ち」を感じる

ビル・エヴァンスと言う人物が、
他人に対して心優しかったのか?冷淡だったのか?・・・それは知らないが
彼が感じていたであろう「冷たさ」の背後には、
きっと「温もりへの渇望」があったと思う

その「温もり」は、自分自身との出会いの中にしかない・・・
わたしにとっては、それが「覚醒とは何か?」という問いへの答えだ

それゆえに、覚醒によって見えてくる世界とは
集団自殺の断崖絶壁に向かって突進していく「欲望という名の電車」に
呆然と無表情で乗っている多くの人々だ・・・・

あなたは断言できるだろうか?「そんなはずはない」っと?