この物理的な制限だらけの肉体に閉じ込められているからこそ
目をつぶれば脳内では莫大な幾何学の嵐が吹き荒れている
 ・・・それは全世界を揺るがしかねない程の光のハリケーンだ

誰もがそれを内に秘めている ・・・であるが故に私たちは自分自身を最も恐れる

  でも
  躊躇えば躊躇う程、恐れを溜め込めば溜め込む程、その爆発も凄まじいだろう

その時のために私たちはいまここにいる

 「その時」とは、  実は、
  「いまここ」なのだけれど・・・・

  ・・・私たちは「その時は・・・」といって
    「いまここ」から逃避し、延期してきた

だから当然、私たちは死ぬ程退屈する、
みずから選択した「延期に次ぐ延期」、によって飽き飽きするだろう



退屈とは、だから良いことだ、救いだ

 それは私たちが「まだ生ききっていない」こと・・・
   私たちには「とてつもないポテンシャルが眠っている」ことを暗示している

それは完全に「ひとり」になることでアクチベートされる

「爆発」とは
 外側よりも内側が、実は広大である時、莫大である時に起きる

あらゆる空間よりも、体積のない「この一点」が広大である時
永遠の時間よりも「今この瞬間」が莫大である時
・・・・爆発が起きる