テクノロジーが人力、人手を省略化してきたのは
何も現代に始まったのではなく、人間の文明の始まりからだった・・・
だから企業が人間を必要としなくなる前に、
そもそも個々人が、生身のニンゲンと、
その関係性からの依存性をどんどんと失っていった
たとえば独身男性であるわたしは、
炊飯器、冷蔵庫、洗濯機、掃除機・・・
・・・どんどんと
母親も、嫁さんも、
家来も、奴隷も、家政婦も、従業員も・・・
、 不要な生活を手に入れていった
「AIが人間の仕事を奪っていく・・・」と
欧米社会では戦々恐々としているが
つまりそれは「いまさら?」な心配だ
「人間を必要としない」
イコール「人間性の疎外だ!」という解釈も確かに出来る
しかし、
この様に「人間を雇うことが〝より贅沢なこと〟」になっていくと
それは「人間らしさの復興~ルネッサンスだ!」と解釈することも出来る
人間にとって人間への依存、人間関係、人間社会への依存は
もはやどんどん「贅沢品」になり、
それはつまり「必需品ではなくなった」と同義だ
個々人が、
より自らの独自性~インディビュアリティーを開花しやすくなる事は
喜ばしいことではある
・・・それは社会的な一体性、集団的な団結力を
脅かすかのようにも見える、のだが・・・
その「脅かされている」最たるものが「結婚制度、家族制度」であり
ロボットに置き換えるのが最も困難な、
生身の人間同士だけでしか不可能に見える、
性的、血脈的な繋がり、情動、情緒的、心情的な関係性だ
全身が麻痺している人の介護は、生身の介護士にも困難を極めるが
それすらも〝賃金の安い外国人労働者〟(ハッキリ言って奴隷)ではなく
これからはどんどんとテクノロジーがカバーしていく時代になるが
介護される人が最後に残すかも知れない不満が「人の温もりと微笑み」だろう
家族制度の優秀さとは端的に言えば「介護」「終末医療~ホスピス」だ
人の欲望の終着点とは「ひとり寂しく死にたくはない」だろう
だれだってこの世界を去る時、
「自分は孤立していなかった」
「自分は必要とされる存在だった」と実感しながら死にたい
・・・この「世界との絆の実感」こそが最終的な人の欲望、
つまり「贅沢品」かもしれない
哺乳類的な「モフモフした悦び」だ
それを私たちはペットショップで探す
でも逆を言えば、この〝最後の、究極の欲求〟からさえ卒業出来た時・・・
つまりそれは、この〝世〟からの卒業への準備が整ったと言えるのかも知れない
何も現代に始まったのではなく、人間の文明の始まりからだった・・・
だから企業が人間を必要としなくなる前に、
そもそも個々人が、生身のニンゲンと、
その関係性からの依存性をどんどんと失っていった
たとえば独身男性であるわたしは、
炊飯器、冷蔵庫、洗濯機、掃除機・・・
・・・どんどんと
母親も、嫁さんも、
家来も、奴隷も、家政婦も、従業員も・・・
、 不要な生活を手に入れていった
「AIが人間の仕事を奪っていく・・・」と
欧米社会では戦々恐々としているが
つまりそれは「いまさら?」な心配だ
「人間を必要としない」
イコール「人間性の疎外だ!」という解釈も確かに出来る
しかし、
この様に「人間を雇うことが〝より贅沢なこと〟」になっていくと
それは「人間らしさの復興~ルネッサンスだ!」と解釈することも出来る
人間にとって人間への依存、人間関係、人間社会への依存は
もはやどんどん「贅沢品」になり、
それはつまり「必需品ではなくなった」と同義だ
個々人が、
より自らの独自性~インディビュアリティーを開花しやすくなる事は
喜ばしいことではある
・・・それは社会的な一体性、集団的な団結力を
脅かすかのようにも見える、のだが・・・
その「脅かされている」最たるものが「結婚制度、家族制度」であり
ロボットに置き換えるのが最も困難な、
生身の人間同士だけでしか不可能に見える、
性的、血脈的な繋がり、情動、情緒的、心情的な関係性だ
全身が麻痺している人の介護は、生身の介護士にも困難を極めるが
それすらも〝賃金の安い外国人労働者〟(ハッキリ言って奴隷)ではなく
これからはどんどんとテクノロジーがカバーしていく時代になるが
介護される人が最後に残すかも知れない不満が「人の温もりと微笑み」だろう
家族制度の優秀さとは端的に言えば「介護」「終末医療~ホスピス」だ
人の欲望の終着点とは「ひとり寂しく死にたくはない」だろう
だれだってこの世界を去る時、
「自分は孤立していなかった」
「自分は必要とされる存在だった」と実感しながら死にたい
・・・この「世界との絆の実感」こそが最終的な人の欲望、
つまり「贅沢品」かもしれない
哺乳類的な「モフモフした悦び」だ
それを私たちはペットショップで探す
でも逆を言えば、この〝最後の、究極の欲求〟からさえ卒業出来た時・・・
つまりそれは、この〝世〟からの卒業への準備が整ったと言えるのかも知れない
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