男性原理とは「いまここ」の点(天)と、その点の運動ベクトル「直線」
これはゼロ次元と1次元のことで、ペニスの象徴でもある
実質的に「ゼロとイチ」だけでは、まだ次元界は始まらない
「ある」と「ない」との点滅、往復「往生」だけが存在する




「観点」から「観球」へとシフト(位置の交換)した時、はじめて〝次元〟がうまれる

ただただ、「ない」「ある」の状態から、
広がり(二次元)が生まれ、そして膨らみ(三次元)が可能になる

ある意味ではこの段階が「宇宙のビッグバン」が起きる段階だとも言える




だから二次元世界を象徴する「女教皇」こそが
「処女(知識で汚されないもの)の英知」・・・つまり「妙法」だ

食べる、という欲求、つまり食欲は、同じく生存の継続である性欲と連携している
食べるという欲求は「体積」への欲求であり、これは三次元を象徴する「女帝」だ
子宮や、乳房とは子供を三次元世界の住人へと成長させてゆく

愚者は単純に「知らない」しその自覚が無い
まだ十牛図における「牛(大自然)」と分離していない・・・
魔術師は知的好奇心と工夫に富んでいて、何でも知ろうとする
女性の膣(奥の細道)を何度も往復するペニスである

女教皇は「無知の知」をマスターしている
無限遠点に広がる理解力のネットワークだ

どおやら、この処女(巫女)の賢者こそが妙法の象徴の様だ

彼女は決して全知全能なのでは無い
ただひたすら女性的なビビットさ~感受性によって物事を理解する、察する

彼女は魔術師(探求者)の知的好奇心の興奮を優しく向かい入れ、包み込むヴァギナだ
彼女はどこまでもソフトであり、敏感に感応するが故に、限界無く彼を向かい入れる
彼女は愛の化身だ

彼女は何の身構えも準備もしないが故に、探求者のすべてに応答できる
彼女がもし、知識や信念から対応したなら、
それは生きていない、それは感応とは言えない、そこに官能性エロティズムはない 
彼女はその場その場の違った求めに感応するからこそ、探求者の全てに応じられる

やがて探求者が「果てる」瞬間が必ず来る、彼は射精し、爆発する
その時、彼の「死の歓び」を受け止める子宮が女帝であり、女教皇が変容した姿だ

そしてマジシャンは死に、皇帝(スワミ~座った身)へと変容する

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