・・・その、三つ目
 三つ目に、呼吸はあなたと身体の架け橋だということ。

絶え間なく、
呼吸はあなたとあなたの身体に橋を架けている、
あなたをあなたの身体につなげ、関係づけている。
呼吸は身体への架け橋というだけではなく、あなたと宇宙との架け橋でもある。

身体というのは
宇宙があなたのところに降りてきたもの、よりあなたに近いものにすぎない。

身体は宇宙の一部だ。
身体にあるものは何であれ、あらゆる粒子、あらゆる細胞が宇宙の一部なのだ。

それは宇宙に接するための最短の道。呼吸というのは架け橋だ。
もし架け橋が壊れたら、あなたは身体にいなくなる。
もし架け橋が壊れたら、あなたはもう宇宙に存在しなくなる。
あなたはどこか知らない次元へと入っていく。
そうしたら時空の中にあなたを見つけることはできなくなる。
だから三つ目は、呼吸はあなたと時空の架け橋でもあるということだ。

 そのために、呼吸はとても意義深い、最も重要なことになる。
もし
呼吸をどうにかすることができれば、あなたは突如としてこの瞬間に直面する。
呼吸をどうにかすることができれば、あなたは生命の源泉に辿り着く。
呼吸をどうにかすることができれば、あなたは時間と空間を超越する。
呼吸をどうにかすることができれば、あなたは世界の内に存在し、
                         しかもそれを越えているだろう。

 呼吸には二つの点がある。
ひとつはそれが身体と宇宙に接触しているところであり、
もうひとつはそれがあなたに接触し、そして宇宙を超越しているところだ。

 私たちは呼吸の一部分しか知らない。
それが宇宙へと、身体へと動いていくところは知っている。

けれどもそれは
身体から「身体でないもの」へ、「身体でないもの」から身体へと常に動きつづけている。

もう一方の点を私たちは知らないのだ。

もしもう一方の点、架け橋のもう片方、橋の対極に気づくことができれば、
突如としてあなたは変容し、異次元へと入っていくだろう。

 何か特別な呼吸のやり方とか、ある規則的な呼吸の仕方とか、
特定の呼吸のリズムとかを練習するというのではない・・・
・・・・いや、そうではないのだ!
          呼吸はあるがままにしなくてはならない。
       ただ、呼吸のある点に気づかなくてはならないというだけだ。
            そこにはある点があるのだが、私たちはそれに気づいていない。

 私たちは今まで呼吸し続けてきたし、
これからも呼吸し続けるが--私たちは呼吸とともに生まれ、
呼吸とともに死んでいくが--ある点に気づいていない。

 これは不思議なことだ。
  人間は宇宙の奥深くまで探検し、探索している。
   人間は月に至り、もっと遠くまで行こうと、地球を離れて宇宙へと向かっている。
        それなのに人間は、自分の生命の最も近いところをまだ知らないのだ。
 
 呼吸にはあなたが未だかつて観察したことがないある点が存在する、
 そして、その点が扉なのだ。

  そこから異なる世界へと、異なる存在へと、
        異なる意識へと入っていくことができる、最も身近な扉なのだ。

Osho, The Book of Secrets, #3 抜粋

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