二度寝して、叉、長い夢を見た

「リバースエッジ・大川端」や「探偵物語」ようなドロドロしたドラマが
延々と続くような、長い夢だった・・・・

でも、ヤクザな詐欺グループによって拉致された少女を私たち探偵チームが救出するような、かっこいいストーリーでもあった気がする

その夢の最後、わたしの下っ端の探偵仲間が 「なんでオレは生きるのか?」と
自問自答して探偵を辞める決心をした

しかし、夢の物語の中ではその彼の無我夢中な行動で私の他の仲間達は
九死に一生を得たのだ

わたしは先輩の探偵達に言う

「あいつは詰まらん理由で探偵を辞める決心をしちまったようです」
「オレ達、奴のお陰でみな命拾いしたのに、本当にそれでいいんですかい?」

先輩の探偵達は皆ハッとして、彼を思いとどまらせる説得をしようとした・・・

そこで夢は終わった

「何故生きるのか?・・・」だなんて問うてはいけないのだ
なぜならば理知的に問うた瞬間から、
私たちは人生を「問い」と「答え」とに分離して考えるからだ

 ・・・理知的に解答は得られない

  ・・・もし、理知的に得られた回答があるなら、
    それらはすべてがガラクタだ、中身が空っぽだ

もし尋ねるならば、「生きるの好きか?」と問えば良い ・・・そして答える必要は無い

探偵というのは様々な推理、推察で事件を解明していく
でもそれは理知的なロジックによるものだけでは無く、
さまざまな人の情動に突き動かされたものも計算に入れなければいけない
そして最後に、「閉ざされた闇のカーテン」を開くためには、時として大胆な行動も必要だ 

それが、探偵を題材とした物語の面白い・・・、
時としてはやるせなく、時としては痛快なところだ・・・

・・・・最後の処、人間とはリクツじゃ無い

そこで、「人はなぜ生きるのか?」と言う問いは
探偵物語の次の一ページを開く指を、止めてしまうだけなのだ