もし、世界中でただひとり、
・・・あなたの為だけの回答というものがあるならば
  あなたはそれを誰から手に入れられるだろうか?

もし、世界の中の誰か一人があなたのための回答の持ち主ならば
  あなたはその人を「唯一の運命の人、マスター、ソウルメイト」と呼ぶかも知れない

   そしてあなたはもちろん、いつかどこかで必ずその人と出会いたいと思うだろう

でももし、   ・・・もしそんな人など世界中のどこにも居なかったなら???

    運命の出会いの人など、存在しないのだとしたら?

   あなたの永遠の孤独をとろかせてくれるような理想の恋人など居ないとしたら?


  人生には〝良き〟友人、〝良き〟恋人、〝良き〟旅の道連れはいるかも知れない

   いや、きっとそういう人は一杯居居るだろう

    でも少なくとも 「あなたのためだけのただひとりの人」は居ないだろう
     そして同時に、「あなたは誰かのために生まれて来た人」ではないだろう

あなたの永遠の孤独を癒してくれる永遠のひと、約束の人など居ない
あなたのためだけの何かを、誰も知る由(よし)もない

  なぜならそれを知っているのは、
   ・・・完全に知っているのは、この世界でただ一人、あなた自身だけだからだ

もしあなたの運命の鍵を「他の誰か」が持っていて、
それをあなたはその人から投げ与えられるだけならば
   一体あなたには存在する意味、生まれた価値が一体あっただろうか?

そしてあなたは、
だれかから投げ与えられた「自分が存在する意味」に本当に満足出来るのだろうか?

・・・もしそんな馬鹿げたことを期待しているならば、まさしくその期待それ自体が・・・

    あなたを永遠の孤独に追いやっている原因そのものなのじゃ無いだろうか?

「完全な理解者などこの世にひとりもいない」ことが、
わたしたちの孤独の原因では無かったのだ 

「完全な理解者をこの世に求め初めて彷徨いだした」時から、
私たちは孤独の漆黒のクレバスに落下し続けていったのだ