愛は幻想、慰め、以上の何かではない
だからといって何の価値も、何の意味も無いと言ってるわけでは無い

自動車産業が本格化しはじめた頃のアメリカ・・・
組み立てラインの男達は受け取った給料を握りしめて酒と女に走った

妻達は「金曜にもらった給料が月曜にはもう無くなっている」と
ヘンリーフォードやロックフェラーに嘆いた

そして悪名高き禁酒法が施行され、アル・カポネのようなギャングが
暗躍した・・・

   酒?売春?・・・あきらかに「慰め」だ

でも、男達は組み立てラインのロボットにされていた
それが妻達にはハッキリ見えていただろうか?
妻達にとっては、「給料をまっすぐ手つかずに家族の元に持ってくる」
ことが愛だっただろう・・・  しかし、人類初の「ロボットのような」
仕事に取り組んだ男達の虚しさ、やるせなさを一体誰が責められるだろう?


もし、「愛という幻」に何の価値もないのならば
じゃあ何が「価値がある」と言いたいのか?
「お金」?「衣食住」?「エネルギー」?「情報」?・・・

イルミナティーとはそれらの全てを今だ牛耳っている

そして「自由・平等・博愛」を
政治的なスローガンにしてしまう (言語化してしまう) ことによってわたしたちを混乱させてきた

聖職者達は「性とは悪魔的な浪費、慰めに過ぎない」といって
私たちに二千年間、罪悪感を植え付け続け (叉、彼ら自身もそうして苦しめ)、
                 いままさに全人類規模の破滅、自殺に追いやろうとしている



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これら洗脳された人類の大半が、
                   未来への欠乏の不安に駆り立てられ・・・・

聖職者達によって狂信に駆り立てられている原理主義者達が
                   人類を「浄化の炎」で焼き尽くそうとしている・・・・

   しかしそんなことなど、ニートやヒキコモリやアスペルガーで苦しむ人達には関係ない
   なぜならかれらは今この瞬間、瞬間、生きていること自体が地獄だからだ
   多くの人達が「明日を思い煩う」のだが、彼らはその心理的ゆとりさえない・・・
   そんな人達が、「人類の恒久的な平和や繁栄」を願えるというのだろうか?

 クリスマスの冬空に凍えるホームレスの人達が温かいスープの次に何を求めるだろうか?
       ・・・・それは〝慰め〟だろう  誰かを〝必要〟とし、誰かに〝必要〟とされることだ
        一体それを誰が非難できるだろうか?  彼らには確かに〝必要〟が必要なのだ

               哺乳類に必要なのは、まずは温かいスープ、次に暖かいきずななのだ

      人は心の芯まで包み込まれるならば、
        そのまま冬空の下、凍え死ぬとしても笑顔だろう

         命を繫いだのは風俗嬢!? ~うつ病と性の話~

慰め、方便というのは、あくまでも通過点に過ぎない
そして愛を頂点として、この世のすべてのものの価値は方便に過ぎない

 でも、それらの 「幻想に過ぎない」 ものには大きな価値がある
 生物には進化のプロセス 〝間(ま)〟 ・・・母性原理というものがどうしても必要なのだ

  真実は「いまここ」にあるが、では「いまここ」とは「どこ」から「どこ」までのことだろう?
  厳密に言えば、「いまここ」とは「NULL」である、「いまここ」には一切〝間(ま)〟などない
   完全な〝自我の消滅〟だ・・・  そこには一切の記号も論理も、定義も入り込む隙は無い
   もしそれらが入り込むならば、そこには論理への主観的解釈が、相対性が入り込む

   では一体、だれがこの「一切の隙間がない」真実に飛び込んでいけるというのだ?

   ・・・誰にも〝間(ま)〟が必要なのだ  ・・・だれにも〝方便〟が必要だ

超越とは、それ自体は無時間だが、
そこに至る理解のためにはどうしても段階(ステップ)が必要だ
     ・・・それが法華経が言う〝化城品(けじょうぼん)〟の
               示唆しているところじゃないだろうか?

      愛・・・  いいじゃないか?

      慰め・・・  それでいいじゃないか?

       祈り、願い、・・・・  それもいい

       結婚、「永遠の愛の誓い」・・・・  茶番だが、深刻になりすぎなければやればいい

    酒、麻薬、タバコ、売春、ギャンブル、ジャンク・フード・・・
                     人々はそれらを必要としているのだ

   多くの人達がそういったもので、自分をギリギリ保ちながら、本人なりに精一杯生きている

     いろいろ、なんだってやってみればいい、心ゆくまで・・・・
     たとえ己の肉体が、生活が、人間関係が、人格が破滅しようと・・・・やむを得ない

         いつかそれらの化城のすべては幻として消えるが
          だからといって価値が「なかった」のではない

               他人の尊厳までも犯すのでなければ
                禁止すべき事でも、非難すべき事でも無い

  あとには  「納得」が、  「満足」が、 ・・・「深い理解とくつろぎ」が残っている

      本当にその瞬間、消滅するのは風俗産業ではなく、麻薬カルテルでもなく
      それらさまざまな慰めへの依存にしがみついていた「わたしの執着」に過ぎない・・・・
      その時、消滅するのは〝世界〟ではなく、〝わたし〟という価値体系に過ぎない・・・

  タブー意識や、失敗への不安に足を取られ、罪悪感で凍り付くのは停滞に過ぎない・・・・

  この世の何かの価値観を絶対視することで、信念に凝り固まるのは頑迷に過ぎない・・・・


   焦り、不安、孤独・・・・   これらは色々なおもちゃ、様々な慰めを必要としていた
                     そしてわたしたちはサンタクロースを待ち続けた

サンタが実在しているかどうか?
           ・・・が問題なのではない

 サンタを必要としなくなることが、
           ・・・・なにも要求したくなくなることが人間の成熟なのだ



 存在する全てに感謝し、
   きつくしがみつくのをやめ、握りしめた手を緩める・・・  それが卒業だ

メリークリスマス!

サンタコスプレ