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ディヤン ムディト  JOY

木の下に、ただ座ってごらん。

風が吹き、木の葉がサラサラと、音を立てている。
風が、あなたに触れ、あなたの周りで動き、通り過ぎる。

でも、それをただ、通り過ぎさせてはいけない。
風が、あなたの内側に入り、あなたを通るのを許しなさい。

ただ目を閉じ、風が、木を通り抜けて、
サラサラと、木の葉の音を立てるように、
あなたもまた、木のように開き、
風が、あなたを通って、吹くのを感じなさい。

風が、傍らを、通り過ぎるのではなく、
まさに、あなたを通り抜けて、吹いているかのように。

木の葉の、サラサラという音が、あなたの中にも入り、
身体のあらゆる毛穴を、空気が、通るのを感じるだろう。

実際、それは、あなたを通っている。
単なる想像ではなく、事実だ。
あなたが、忘れてしまっただけだ。

あなたは、単に鼻だけで、呼吸しているのではない。
全身で、毛穴すべてで、何百万という毛穴で、呼吸している。

もし、あなたが、鼻で呼吸することを許されていても、
身体の、全ての毛穴が塞がれ、閉じられているとしたら、
あなたは、3時間以内に死んでしまう。

あなたは、鼻だけの呼吸では、生きられない。
あなたの身体の、ひとつひとつの細胞は、生きている有機体であり、
それぞれの細胞が、呼吸している。

空気は、実際に、あなたを通り抜けている。
でも、あなたは、その事実との接触を、失くしてしまった。

だから、木の下に座って、それを感じてごらん。
 
最初、それは、想像のように感じられるだろう。
しかし、すぐに、それは事実になる。
そして、実際、それは事実だ。

空気は、あなたを通り抜けている。

それから、朝日のもとに、座ってごらん。
そして、太陽の光線が、あなたに触れるのを、感じるだけでなく、
それが、あなたの中に入り、あなたを通り抜けている、と感じなさい。

すると、あなたは、傷つきやすく、開いている、と感じ始める。

エゴは、障害だ。
自分が在る、と感じている時、
あまりにも、あなたが、存在し過ぎて、
何も、あなたの中に、入ることが出来ない。
あなたは、自分自身でいっぱいだ。

あなたが、いない時、
全てが、あなたを、通り抜けることが出来る。

あなたは、とても広大なので、
神性なものでさえ、あなたを、通り抜けることが出来る。
今や、全存在が、あなたを、通り抜ける準備が出来ている。
なぜなら、あなたに、準備が出来ているからだ。

だから、宗教のアートの全ては、
どのようにしていなくなるか、どのようにして溶け去るか、
どのようにして明け渡すか、どのようにして開いた空間になるか、
ということだ。

OSHO:The Book of Secrets
    (「ヴィギャン・バイラヴ・タントラ」市民出版社)

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